打豆（うちまめ）は、大豆を石臼の上でつぶし、乾燥させたもので、雪国・越前に古来から伝わる伝統的な大豆加工食材です。
大豆は「畑の肉」と言われ、良質の植物性タンパク質を多く含む健康食材ですが、料理するには一晩水に浸けてから半日コトコトと煮込まないと柔らかくならない、という面倒な特徴も持ち合わせていました。
しかし、越前打豆は、潰すことによってクラック(ひび割れ)が多く入り、熱伝導率が良くなることから火の通りが早く、水から煮出して煮沸してからたった10分で柔らかくなります。
大豆の持つ良質な植物性タンパク質やポリフェノールをたっぷり取ることができる、先人の知恵が生んだ、機能調理性の高い大豆加工食材なのです。
高橋製粉所は、この越前打豆を高品質で製造するオンリーワンの技術と設備を持った会社です。大豆を潰しながらも、割れず、なおかつ皮が取れないように独自の秘伝製法で丹念に加工しています。
越前打豆の原材料となる大豆は、福井県で採れた大豆と、北海道産大豆・国産大豆(等級品)のみを使用しています。
また、1年に1度、収穫期に厳選した大粒の物だけを仕入れています。害虫や微生物の繁殖を抑え、化学変化などの品質劣化を抑制する提携先の低温倉庫で厳格に保存・管理し、お客様のオーダーに合わせて出庫し、加工しています。
製造加工時には機械選別の後に人の手と目で目視選別を行い、高い品質を生み出しています。
また、金属探知システムや計量チェックシステムを完備。
大手流通ストアや、学校給食・介護食や料理店、マクロビオティック系やスローフードレストランなど、こだわりの食をお求めになる方々に大変ご好評をいただいております。
